2011年12月15日午前10時、韓国国立図書館の館長である劉栽一氏の一行4人は上海図書館を訪問しました。上海図書館の副館長の何毅氏と韓国からの来客である4人は二階の賓客室で交流し、また同図書館で交流学習をしている二人の韓国国立図書館の交換職員もこのイベントに出席しました。
劉栽一館長の今回の訪問の目的は、上海図書館との協力関係を更に一歩前進させることであり、両図書館の図書の交換また職員の交換を行うプロジェクトを継続していくことに加えて、劉館長は双方の努力により、共有デジタル化データに関する協議が調印されることを希望しています。これにより両国の国際文化交流において更に多くの機会が提供されることになります。何毅副館長はこれに対して賛同の意を表すとともに、劉館長の今回の訪問が両図書館の今後の協力と発展に大きな促進力となることを期待しています。

   会談終了後、代表団一行は国際交流センターの職員の同伴のもと、上海図書館4階の外国語図書コーナーや2階の古書閲覧コーナー、また1階の目次検索コーナーなどを見学しました。