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胡錦濤主席がオーストリア国立図書館を訪問
           
2011年10月30日から11月5日にかけてオーストリアのフィッシャー大統領は胡錦濤国家主席をオーストリアへの公式訪問に招待し、10月31日に二人はオーストリア最大の図書館であるオーストリア国立図書館を見学しました。世界的価値のある同図書館は700万部を超える図書を所蔵しており、その中には最も著名な4万3千点の善本や23万8千点の自筆原稿が含まれています。

胡錦濤主席がオーストリア国立図書館を訪問

胡主席がオーストリア国立図書館と中国の図書館の交流について質問した際、それに対し館長のラッツィンガー氏は、二国の図書館が非常に緊密な関係にあること、また特に上海図書館との間に友好的な協力関係があることについて言及しました。胡主席は両国の図書館の運営活動にこのような活発な交流があることを非常に喜んでおり、次のように述べています。「今日、私はオーストリア国立図書館を見学することができ、大変うれしく思っています。ここには二国の国民が友好的な関係で結ばれている証があり、今日、私とフィッシャー大統領が会談でも話したように、我々二国の国民は更に友好的な関係を築いていく所存であります。」

胡錦濤主席がオーストリア国立図書館を訪問

上海図書館の重要な国際的広報活動であり文化交流プロジェクトの一環でもある「上海ウィンドウ」は2006年4月にオーストリア国立図書館を皮切りに正式に始まりました。当時、178種類、193部におよぶ図書が同図書館に寄贈され、その後も継続的に図書の寄贈が行われてきました。ラッツィンガー館長は上海図書館の寄贈図書に対し厚い感謝の意を表明し、オーストリア国民が「上海ウィンドウ」で贈呈されたこれらの書籍を活用して、最新の中国そして上海への理解を深めることを願っていると述べました。

胡錦濤主席がオーストリア国立図書館を訪問