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公共図書館が中国高等教育文献保障サービスに加入

    2011年11月10日、上海図書館はCALIS(中国高等教育文献保障システム)の管理センターとの協力関係を締結し、正式に国内の高校に向けて図書館間の相互貸借(図書の貸し出し)サービスの提供を開始しました。同図書館は今後、全国規模の図書館間相互貸借サービスを展開していく予定です。上海図書館は今回、中国高等教育文献保障システムに加盟したことで、全国規模の相互貸借サービスの拡大を促進しており、これにより所蔵文献の活性化や、文献の共用、また全国の高校生と同図書館の間で豊富で貴重な所蔵文献や資料を共有することが可能となりました。

CALIS管中心副主任陈凌教授致辞

    CALISは1998年の年末に始動し、国務院によって認可された中国高等教育(211工程)の総合計画の中の三つの公共サービス機構の一つです。CALISの基本理念は教育省の指導の下、国家の投資、現代の図書館の理念、最先端の技術、高等学校の豊富な文献資料や人的資源などを総合して、中国高等教育デジタル図書館を中心とした教育文献共同保障システムを構築していくことです。また情報資源の共同構築、情報の交換、共有による、社会的効果また経済的効果を活用し、中国の高等教育分野でのサービスを推進していくことです。現在、上海の全ての高校を含む国内1300以上の高校がCALISプロジェクトに参加し、このサービスを利用しています。上海図書館は国内で一番目にCALIS公共図書館に加盟した図書館です。

CALIS与上图馆际借书服务启动仪式