近日、全国図書館標準化技術委員会の事務局によって構成された専門家審査会と国立図書館が先頭に立って立案した文化事業標準「セキュリティIDシステム図書館データモデル」が検査に合格しました。

   「セキュリティIDシステム図書館データモデル」は2009年に文化省の認可を受けた文化事業標準のプロジェクトであり、このプロジェクトチームは国内の10社の各種各級の図書館セキュリティIDシステムの専門家によって構成されています。標準立案チームは国際標準化機構ISOの標準やセキュリティIDシステムの図書館での応用から得られた研究結果などを詳しく調査研究し、また図書館での活用状況や実際の需要などの意見を統合した後、図書館の運営機構やラベル生産メーカーに対して幅広く意見を求めました。このような意見の交換とそれに基づく標準草案の何度にもおよぶ修正によって、この標準審査原案は完成しました。

    このプロジェクトの標準が検査に合格したことで、将来の図書館セキュリティIDシステムの技術活用において政策面での有利な根拠を得ることができ、技術面での不統一から来る資源の乱用を防止することができています。