2011年10月14日「上海ウィンドウ」の開幕式がラトビア国立図書館で開催され、駐ラトビア大使である胡業順氏と上海国際交流協会の遇建浩氏、ラトビア国立図書館の館長であるアンドリス・ヴィルクス氏などがこの開幕式に出席しました。
式典の中で上海図書館は政治、経済、文化、旅行、歴史、民俗などに関する書籍500点あまりをラトビア国立図書館に寄贈しました。上海図書館は今後の3年間に毎年100冊の図書をラトビア図書館に寄贈する予定です。
胡業順氏は贈呈式の中で次のように祝辞を述べました。『ここ数年間、中国とラトビアの相互の協力のもと、二国の文化の交流は急速に発展していき大きな成果を収めてきました。「上海ウィンドウ」の贈呈式は二国の文化の交流を促進し、一層深みのあるものとすることになりました。私たちはラトビアの読書愛好家の皆様がこれらの寄贈書籍を十分に活用し、中国に対する理解をますます深めて下さることを願っています。』またラトビア図書館の館長ヴィルクス氏は上海図書館の寛大な寄贈に対して感謝の意を表明し次のように述べました。『今回ラトビア図書館は開館以来、最も大量の中国語書籍を受け取りました。これにより二国の文化交流は一段と発展していき、ラトビア市民も中国の歴史、文化および経済発展による成功をより一層理解するに違いありません。』
式典の中でラトビアの著名な中国研究家でありラトビア大学教授のピーター・ピルデゴヴィス氏は編纂された(中国語ラトビア語大辞典)を上海図書館へ寄贈しました。
式典の後、胡業順氏は小規模の祝宴会を催しました。ラトビアからの出席者は、もう待ちきれないという様子で、中国を紹介した内容豊富な書籍を閲読し精巧で美しい印刷に感嘆の声をあげていました。また「上海ウィンドウ」の書籍をいかに活用すべきかについての熱い討論が繰り広げられました。
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